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バリ島旅行の前に知っておくと面白い!5つの基本マナー

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前回の記事で

今回はそのつづきです。
知っておくと色んなことが解って来て色んな謎が解けます。


1.人生の先輩を敬う

日本でも目上の方には「さん付け」したり敬語を使ったりしますね。
バリ島も同じです。
「さん」という便利な言葉がないので、名前のあとに細かく「父さん」や「兄さん」
「おばあちゃん」や「おじさん」を必ずつけます。
ヨシモトの芸人ばりに厳格に守られています(^.^)

敬語は身内や近い親戚には使わないけど
友達のご両親や初めてあった方と会話する時は使います。

あとバリ島には僧侶や王族の子孫は名前でわかるので
その方々には敬意をはらい敬語を使います。

バリ倶楽部スタッフのグストゥ
フルネームはIda Bagus Putu Raita
Ida Bagus(イダ・バグス)、女性はIda Ayu(イダ・アユ)がつくお名前はは
僧侶の子孫であることを表しています。

2.返事はしっかり

バリ島では誰かに呼ばれたら「はい」は丁寧ではありません。
「なに?」はもってのほかです。
「私です。。。」の後に読んだ人の名前をつけるのがマナーです。
「私ですお兄さん」とか「私ですおじいちゃん」が丁寧です。
ちなみに「私」バリ語ではTyang(ティヤン)、「お兄さん」はBli(ブリ)。
お兄さんが読んだ時はTyang Bli(ティヤン・ブリ)と返事するのが丁寧です。

余談ですけど、夜中にドアをノックされて、名前を呼ばれても
相手が名乗らない限り返事しません!
人間ではないモノが読んでる可能性があるからです(;一_一)
返事したら身の危険!という都市伝説も。。。


3.人より上にいない

バリ島では人より、特に目上の人より上に座ったり、立ったり、寝たりするのは
良くないとされています。
どうしてもという状況もあると思いますので、そういう時は
Tabik Sugra(タビッ スグラ)と言います。
これは「ごめんなさい失礼します」という意味です。

座ってる人の前を通る時や人をまたぐときは必ずいいます。
少し日本と似てますね。


4.ご飯たべる?コーヒー飲む?

 バリ島のヒンドゥ教徒の人たちはご飯たいた後に
神さま、ご先祖さま、魔物にご飯やコーヒーをささげます。
自分たちが頂く前に感謝の気持ちを込めてお供えします。

人同士もそうです。
分け合う、分かち合う精神は深く根付いています。
だからこそ必ず「ご飯たべます?」とか「コーヒー飲みましょう」とかってすすめられます。


 5.お見舞いやお祝い好きじゃなくて助け合う

家族はもちろん
近所の人、友達、仕事仲間、親戚が入院したり
お子様が生まれたり、結婚式、お葬式は必ずお見舞いやお祝いに行きます。
仕事休んでても行きます。

これはバンジャールという組織と関係しています。
11世紀にはすでに存在しているこの組織は数家族から200家族まで
(規模はさまざま)所属していて、一つの村は数バンジャールから構成されています。
このバンジャールのおフルネームは
バンジャール・スカ・ドゥカ(Banjar Suka Duka)
スカ・ドゥカは日本語にしますと「嬉と悲」嬉しいときも悲しい時も
助け合って、支え合ってという意味です。

1000年以上の文化が今なお続いてるだけではなく
助け合う精神がいまだ強く残っているのはバリ島の凄いところですね~


結局マナーは人と人との気遣いですよね~
バリ島のマナーは日本のマナーと凄く似ていて
そういう意味では親近感があり、懐かしいと思う方もいるかもしりません。




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